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一ノ宮けんしの世界(一ノ宮健士)

タクシー詩人「一ノ宮けんし」ご本人の協力でこころに響く2行詩を紹介するブログです。

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日本経済新聞 2002年9月26日



日本経済新聞 2002年9月26日

タクシー詩人 客の心乗せて  福岡の一ノ宮さん

「笑って生きてん 元気を出してん」

 疲れ切った表情の乗客を励まそうとほのぼのとした筆書きの2行詩をプレゼントする福岡市内のタクシー運転手がいる。人呼んで「タクシー詩人」。悩める心に染みる詩がロコミで評判となり、今や個展も開けるようになった。「苦しみの中で忘れかけた心を取り戻してほしい」。詩人はこんな願いを込め筆を走らせる。

筆書き2行詩贈る

 詩の作者は同市南区の一ノ宮健士さん(54)。約3年前に鉄道関係会社からタクシー運転手に転職した。20年前から詩作を始め、知人には配ってきたが、運転手になってからは関心を持ってもらう乗客に詩を贈るようになった。

 話し込むうち乗客からは日ごろの悩みや愚痴がこぼれる。そんなとき、一ノ宮さんは「これ読んでみんですか」と作品のつづりを手渡す。しばらくの沈黙の後、何食わぬ顔で乗り込んだ客がいつの間にか涙を流していることもあった。

「医療には限界があるが 笑顔には限界はないよ」

「意地は心の中に秘め 涙は苦労の裏でふけ」

「人は地道に生きるなら 花咲くときがきっとくる」

仕事の傍らしたためた詩は1000点に及ぶが、「1つひとつに思い出がある」。

 詩との出合いは30歳の時。暇つぶしに書いた詩が認められ、以来雑貨店を経営しながら詩を勉強した。ところが、付近にスーパーができ、4年後には閉店。その後職を転々とするなど苦労が続いたが、「周囲の人の温かい心で何とか乗り切れた」。詩作はその恩返しでもあるという。

 運転しながら目にし、耳にするすべてが題材。
身近な小さな感動を余分な表現をそぎ取った2行詩に込める。「見たまま感じたままに書くだけ。文字も気持ちは込めようけど我流やけんね」と笑う。詩をくれる運転手がいるという評判は口伝えに広がり、詩に感動した人から講演を依頼されたこともあった。

 乗り合わせた客と意気投合したのがきっかけで、今年1月に福岡市内で個展を開催。10月にはやはり乗客との縁で一ノ宮さんの詩を英訳付きで紹介する展覧会を予定、その準備に余念がない。

 そんな一ノ宮さんをタクシー会社も応援、営業車に張る「詩人タクシー」というステッカーを作ってくれた。「悩み苦しんでいる人を少しでも元気にしたい」。一ノ宮さんは死ぬまで詩を書き続けようと決めている。


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